2021年8月29日日曜日

SFX of 死霊のはらわた3 : アーミーオブダークネス Part 2 : SFX of Evil Dead 3 : Army of Darkness : Part 2

皆さん、こんちは。
さて前回は、死霊のはらわた3の特撮を担当したイントロビジョン社の紹介でしたが、今回から「コマ撮り」に関しての特集です。
「死霊3」のコマ撮りも、イントロビジョン社が担当しており、コマ撮りシークエンスが4ヵ所あります。
以下、

1: 死者の書(Part 2 より)

2: 二つ首のアッシュ

3:ウィング・デダイト(空飛ぶ死霊)

4: 骸骨軍団とのバトル

始めに登場するのがトム・サリバン氏がアニメートした「死者の書」解説場面で、Part 2 からそのまま使用。(詳細は、当方ブログの「SFX of 死霊のはらわた2」にて解説してます。)

「死霊3」には、新デザインの「死者の書」も3冊出てきますね。
実は、トム・サリバン氏は「死霊3」の為に新しく「死者の書」も制作したそうですが、アッシュが「死者の書」に吸い込まれるには小さ過ぎたので、別の小道具制作者により、サリバン氏制作のページのみを切り張りして使用されたとの事。
そんな訳でサリバン氏は「死霊3」用に制作された「死者の書」が気に入らないそうですW

次に「二つ首のアッシュ」ですが、アッシュが小人アッシュ1匹を飲み込んだ後、右肩からもう1つの首が生えてきます。
アッシュが二つ首になるのですが、その二つ首になったアッシュが風車小屋から飛び出し、四つん這いで走り回るシーンがコマ撮りで、ピーター・クレイノウ氏がアニメートを担当。

その二つ首アッシュのコマ撮り用アニモデルの彫刻を担当したのがフィギュアモデラーとしても有名なダン・プラット氏!

プラット氏は、以前にもクレイノウ氏と「ターミネーター2」で仕事をした仲で、「ターミネーター2」のタンクローリーにぶら下がるT2のアニモデルを制作してます。

次回は、ウィング・デダイト(空飛ぶ死霊)についてお届けしますので、お楽しみに !

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