8月も終わりに近づき、子供達は宿題に追われてるころだと思いますが、夏と言えば怪談。
沖縄県内で発行された怪談本を紹介していきたい。
「琉球の妖怪・幽霊」沖縄風土記社
昭和46年10月5日発行
著者:新屋敷 幸繁
さし絵:安室 二三雄
価格:2ドル
本土復帰前の米軍統治時代本なので、2ドル!!ですよ。
目次
・糸満のキジムナー
・がん幽霊
・アメを買う幽霊
・勝連のさか立ち幽霊
・アカナーと猿
・首なしハブ取り
最後に、妖怪学いろはと言うまとめがあり、その中で、著者が円谷にいた脚本家「金城哲夫氏」にアカナーについて話しているのが面白い。
「先日、ルーテルアワーの時、司会者でシナリオライターの金城哲夫さんに「アカナー」の話をしたところ、自分は怪物ものを書いたりしてきたが、このような大きな構想は夢にも思い及ばなかったし、おそらく世界一であろう。夕焼がアカナーの家が焼けているんだということなど、これほど大自然を人間的に取り入れた宇宙構成まことに恐れ入った、と感心していた。」とのこと。
今日から沖縄怪談本特集~ドロドロドロドロ~
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