読書の秋という事で今回は書籍の御紹介。
スタンリー・キューブリック監督の映画「フルメタル・ジャケット」といえば
映画マニアなら御存知でしょう。
しかし、グスタフ・ハスフォードの「ザ・ショート・タイマーズ」となるとどうでしょうか?
英語の原作本は1979年に出版。
日本では1986年3月に角川文庫から出版されており、映画公開に併せ
翻訳者:高見浩氏によりタイトルを「フルメタル・ジャケット」に変更。
映画の日本公開は2年後の1988年3月でした。
現在、原作本は絶版との事。
原作は実際にベトナム戦争に従軍したハスフォード氏の体験を元にしており、何と処女作!出版当時「ベトナム戦争に関する最良のフィクション」と評されたのだとか。
「ザ・ショート・タイマーズ」意味:「短期除隊兵」。
「フルメタル・ジャケット」意味:「完全被甲弾」。
原作本と映画版には違いが幾つかあります。(注意:ネタバレ)①教官名の違い。
原作本:ガーハイム軍曹
映画版:ハートマン軍曹
②映画版でハートマン軍曹は死亡しますが、原作では死んでません。
③内容(ストーリー)
原作小説の内容は3部構成。
映画版は中盤の2部で終わっており、第3部の「歩兵たち」は未映像化。
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