今回は、パペットのアーマチュアや映画のビハインド等について御伝えしたいと思います。
さてオブライエン師匠はハリーハウゼン師匠と違い、ボールジョイント・アーマチュアよりヒンジジョイント・アーマチュアを好んでました。(一応ボールジョイントも混ぜて使用)
ちなみに「キングコング」や「猿人ジョー・ヤング」のアーマチュアを制作してたのは、ハリー・カニンガム氏という技術者の方。(映写技師でもあったとの事で、多分リアプロ?)以下の写真は、「動物の世界」のアーマチュア。現在残っているケラトサウルスのアーマチュア写真がありますので御確認下さい。
このケラトサウルスのアーマチュアは、現在ピーター・ジャクソン監督が所有してるので、ニュージーランドにあります。ジム・ダンフォース師匠が「恐竜時代」の為、ワーナースタジオ倉庫からブロントサウルスのベイビーパペットを見つけ出し、調整の為に動かすと簡単に壊れたそうですW
そのパペットは、肉付きが良い割にアーマチュアが細く小さかったとの事。
多分、スタジオのミニチュアセット制作担当者だと思われます。
ハリーハウゼン師匠が、ほとんどのアニメーションを担当した様ですが、アニメート中のビハインド写真が何故かありません。
セットの後ろにいるのがハリーハウゼン師匠です。
このシーンの女の原始人がブロントサウルスに槍で向かって行くというカットは、劇中には無く、食われているカットのみ残ってます。
「動物の世界」では、アニモデル以外にケーブルコントロールのパペットも制作され、アップシーン等で使用されとります。以上、また何か発見が有りましたら、御伝え致します!
0 件のコメント:
コメントを投稿