2014年7月21日月曜日

夏の怪談特集:珍奇妖異態風土記

皆さん、お疲れ様です♪
今回は、青空市にて買い求めた「珍奇妖異態風土記」という古書を御紹介。
昭和40年代に出版されたようで、BOXタイプな高価な仕上がり。
このような珍書が似合わないオッサンが、なかなかボッタクリな額で譲ってくれました。
沖縄郷土文化研究会なるところから出版されとりますが、本書の内容が妖怪から、性風俗、奇形等・・・当時としては、かなりな奇書(笑)

目次からタイトルを紹介しますと「世界変態葬礼考、花嫁の性的羞恥、琉球の島々に於ける性生活、妖婚、「お化け」の原型としての性器、九州、沖縄の風土と妖異、一つ目の怪人、夫人と蛇」等、奇な内容が目白押しである。(笑)

著者曰わく「私はこの他に妖異な性象徴として、蛇の怪、貝の怪、鬼の怪、人魚の怪、墓の怪、雪女郎の怪、一つ目や大入道の怪などと性風俗との関係を分析していくつもりであったが、・・・」と書いてますが、妖怪と性を結びつけるということ自体から怪!(笑)
その他、春画の紹介もあるのですが、肝心の陰部の部分がタイトルで隠されてて・・(笑)
最後に著作者を確認してみると、3名による共著ですが、ナント!金城朝永氏の名が!!(驚)

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