2025年3月12日水曜日

映画「ゼイリブ」豆知識2 : Things you don"t know about " They Live" Part2

皆さん、こんちは。
前回「ゼイリブ」原作者レイ・ネルソン氏と原作「朝の8時」に関してお伝えしましたが、今回その漫画版「ネイダ」です。
カーペンター監督は「ゼイリブ」制作前に原作とコミック版両方の版権を取得し、それらをベースに脚本を書いたそうで、主人公の名前「ネイダ」や劇中に出てくる「OBAY: (服従しろ)」の言葉等そのまま使用されてます。
さてコミック版「ネイダ」ですが、映画公開2年前の1986年4月「Alien Encounters Comic Anthology」に発表されました。
漫画版を見たところ原作に忠実に描かれている様です。
漫画を描いたのは、コミックアーティストでアニメーターのビル・レイ氏。
有名なコミック雑誌「マッド」&アニメ「ザ・レン&スティンピー・ショー」等で有名な方なんだそうです。

漫画家でアニメーターという才能を持つビル・レイ氏とは?
レイ氏は父親が軍人だった為、子供の頃引っ越しばかりで友達が出来ず、独りぼっちだった事で絵とアニメに夢中になっていったそうです。絵の才能は母親譲りらしい。
成長しアート系の大学に進学したものの、そこでは学ぶ事が無いと感じ退学。
それから昼間はプロのアニメーターとしてハンナ・バーベラやディズニー等で働き、夜&休日にディズニーのアニメーターだった方から大学以上の事を教えてもらってたそうです。1985年にニューヨークへ引っ越し、マーベルとDCの下でコミックアーティストとして活躍。
1991年に友人の依頼でカリフォルニアへ戻り「ザ・レン&スティンピー・ショー」のアニメーションを担当。
現在は風景画家として活躍してるそうです。

原作版では主人公ネイダが催眠術をかけられた事で潜在意識が覚醒し、エイリアンを認識区別する事になってますが、映画版では、そこをサングラスへ置き換え、ビジュアル的に分かりやすくしたんだと思います。
サングラスの説明が先にある事で、映画後半コンタクトレンズに発展してもエイリアンを認識区別してる事が理解出来ます。
また、いつまでもサングラスではエイリアン達に怪しまれる事にもなりますからねW

0 件のコメント: