2021年1月23日土曜日

「ピンチクリフのクリスマス 」?!

皆さん、こんちは。

先日、アイボ・カプリノ監督についてお伝えしましたが、今回は「ピンチクリフ・グランプリ」についての関連情報です!とは言ってもカプリノ監督の「ピンチクリフ・グランプリ」ではありません。

カプリノ監督について調べていたところ「ピンチクリフ・グランプリ」の続編コマ撮り映画の存在を知りビックリ しております!!

この全く新しい作品は、「ピンチクリフのクリスマス」というタイトルで、2013年にノルウェーで公開され、またまた大ヒット!

2013年製作/72分/ノルウェー

原題:Solan og Ludvig - Jul i Flaklypa

監督:ラスムス・A・シバートセン

調べて分かったのですが、2015年に日本でも限定公開されていたのですね。お恥ずかしながら、全く知りませんでした。(汗)

「トーキョーノーザンライツフェスティバル2015」 (← クリックしサイトへ ) 

(2015年1月31日~2月13日/ユーロスペース&アップリンク)にて上映。

監督のラスムス・A・シバートセン氏は、1998年にセルアニメ版の「ピンチクリフ」にも関わっていたとの事ですが、セルアニメ版まであった事も知りませんでした。(汗)

新バージョンでもキャラクターは同じなのですが、もう少しデフォルメされ、アニメっぽい雰囲気に変わってます。(個人的には、昔のパペットの雰囲気が好きですが。)

はじめて見た時は、CG なのかと思いましたが、よくよく動きや画像を確認して、コマ撮りだと気付きました。

アニメーションは、アードマンやライカと同レベル並みに素晴らしいですョ!

以下は、メイキング写真です。




監督のインタビュー動画で、人形の細部や質感等が確認出来ます。

それでは、皆さん予告編から確認してみて!

2021年1月22日金曜日

第4回ですョ!SFX of 死霊のはらわた2: SFX of Evil Dead 2 : Part 4 !

皆さん、こんちは。

今回は、ウイング・デダイトについての特集です!!

ウイング・デダイト(空飛ぶ死霊)のシーンは、トム・サリバン氏が長年の夢を叶えたSFX シーンですが、制作過程では、色々と問題があった様子。(汗)

まずは、サリバン氏によるウイング・デダイトのパペット制作から。

デザインは、サリバン氏によるもので、アーマチュア制作は、クレジットを確認すると「イリュージョン・エンジニアリング」となってます。(多分、ボブ・ミーズ氏)

サリバン氏は、劇中のデダイトの顔アップ時、不気味に笑うように顔のアーマチュアに仕掛けを内臓し、ネジ調整で動きをコントロール(凄) !

アーマチュアを支柱に固定し、油粘土(多分、ローマクレイ)で肉付け彫刻。尻尾のデザインがカンダリアン・ダガーと同じデザインになってるのが確認出来ます。



ウイング部分(羽)は、別パーツとして彫刻され、最後に背中に接着。

ウイングのアーマチュアは、傘の骨を利用したのだとか!?

彫刻写真の隅にウイング・デダイトのスモールバージョン彫刻を見つけました。
多分、ロングショット用に制作していたのでしょう。(ボツ?)

次にリアプロジェクション合成用バックグラウンド映像素材について。

ウイング・デダイトは、映画のラストに登場し、アッシュに撃ち殺されますが、その撮影現場にライミ監督は、撮影時に特撮マン達(サリバン組?)が入るのを禁止したのです。

撮影してない時には、セットに入れた様子。

サリバン氏は、ライミ監督と撮影の打ち合わせも念入りに出来なかったのでしょう。

案の定、そのラストシーンで使用予定だったバックグラウンド映像素材には、砂埃等が写り込んでいたそうで、サリバン氏によると、リアプロジェクション用としてほとんど使えなかったのだとか。

数カット使えそうな物を使用し、ポスト・プロダクション時にブルーバックにてウイング・デダイトを撮影&合成。

ポスト・プロダクションについては第1回の死霊SFXで紹介しておりましたが、再度解説 。

ポスプロは、ミシガン州デトロイトの貸し倉庫をスタジオとして使用し、撮影担当のラリー・ラーソン氏とアシスタントのブライアン・レエ氏、アニメーターのサリバン氏の3人で撮影を開始。

途中でラーソン氏が抜けてしまい、レエ氏が引き継いで撮影を担当。






コマ撮り以外でショットガンによるデダイト頭部爆破ショットでは、コマ撮りパペットとは別のパペットが制作されました。




以上、色々と大変だった様ですが、完成した映像は、最高です !!

現在のウイング・デダイトのパペットは、ボロボロでディテールも何もありませんが、ちゃんと残ってます。

しかし、先日ebayオークションで売られたのだとか。

それでは、皆さんも動画を確認してみて!

2021年1月20日水曜日

ハッピーバースデー ! リンチ監督 !! Happy birthday Director David Lynch !!

皆さん、こんちは。

本日、1月20日は、デビッド・リンチ監督の75回目の誕生日です。

監督、75歳の誕生日おめでとうございます。

今回は、たまたまアメリカ大統領就任式と重なってます(笑)

突然ですが、リンチ監督の新作情報です!

なんとNetflix向けに「Wisteria(原題)」というテレビドラマを制作準備中だそうで、2021年5月にクランクイン予定との事。

監督、まだまだ色々な作品を制作して皆を楽しませて下さいね。

2021年1月19日火曜日

金城哲夫展~沖縄を愛した作家たち~

皆さん、お疲れ様です♪

本日より南風原町役場内で開催されるようです。

興味のある方は足を運んでみて~

2021年1月18日月曜日

金城哲夫ウェブ資料館 インタビュー 金城 裕子:Tetsuo Kinjo wife interview

皆さん、お疲れ様です♪
一般社団法人 南風原町観光協会によりますYouTubeで、金城哲夫氏の奥様インタビューを発見。
なかなか聞けない貴重な話などを話されています。
ウルトラ、特撮ファンな方々は確認してみて。

2021年1月16日土曜日

デビッド・リンチ監督の父親との思い出:David Lyach shows his Dad his "Experiments".

皆さん、こんにちは。
「イレイザーヘッド」製作以前の若きリンチ監督と父親との思い出についての動画がアップされておりましたので、御紹介。
フィラデルフィアに住む息子(監督)を訪問した父親ですが、地下室で息子が行ってた食物や動物等の腐敗の経過観察等、異常な実験を自慢気に見せられ、監督の将来を心配して「子供は持たない方がいいよ。」と言ったとの事。
無理もありません(笑)
監督は、父親に自分の実験作品を見せる事が出来た事に満足していたみたいですが(笑)
当時の写真や映像及び監督の作品制作風景の映像等がつぎはぎの記憶を表現している実験映像的で観てて面白いです。
その中でも若くて可愛いペギー・リンチの映像がとても良かった!(既に妊娠してたそうだ。)
それでは、皆さんも映像からリンチ監督の変な思い出を確認してみて !

2021年1月14日木曜日

ノルウェーのコマ撮りアニメーション作家: アイボ・カプリノ !! Ivo Caprino : A Stop Motion Master From Norway !!

 

                (アイボ・カプリノ氏とパペット達)

皆さん、こんちは。

皆さんは、1978年に日本公開されたノルウェーのコマ撮りアニメーション映画「ピンチクリフ・グランプリ」を御覧になりましたか?

2007年にも日本で再公開されましたね。

            (ピンチクリフ・グランプリのポスター)

この作品を製作したのが、アイボ・カプリノ氏。ノルウェーの人形アニメーション監督です!

先日、カプリノ氏について調べてみたところ、トンデモないクリエイターだった事が判明 !

氏のコマ撮りアニメーションも再度確認すると、なぜか昔のコマ撮り特有のガタつきがほとんど無くスムーズ ! 

しかし、メイキング写真等を確認してもヘッドゲージを使用してコマ撮りをしてる写真がありません。

               (人形をセッティングするカプリノ氏)

唯一、「ピンチクリフ・グランプリ」カーレース用主観撮影特殊コマ撮りカメラにヘッドゲージの様なゲージがセットされているのが確認出来ただけ。(涙)

推測ですが、多分ヘッドゲージの使用を秘密?にしてたのではないかと思います。

                 (特殊コマ撮りカメラのゲージ)

それから、背景が巨大なリアプロになってます(ビックリ!)

                (リアプロを使用した巨大セット)

では、少しだけカプリノ氏の経歴について解説。

●アイボ・カプリノ: Ivo Caprino

                   (カプリノ氏)

1920年2月17日:ノルウェーに生まれる。(なんと!ハリーハウゼン氏と同年。)

父親のマリオ・カプリノは、イタリア人の家具デザイナー。

母親のインゲボルグ・ギューデは、有名な風景画家ハンス・ギューデの孫だそうだ。

           (人形制作中の母親:インゲボルグ・ギューデ)

1940年代中期頃、母親が人形劇の為に人形制作していたのを手伝った事で、人形で映画を撮る事を思いつく。

母親は、亡くなる1960年代までカプリノ氏の映画の為に人形を制作していたそうだ。

妻は、元女優のリヴ・ブレダル。

2人の子供がいる。

氏は、ケーブルコントロール操作で人形を動かす技術を開発し特許を取得。

途中から操り人形ではなく、人形アニメーション(コマ撮り)で映画制作を始める。

コマ撮りを含め人形の操作方法等は、秘密だとか。

                   (スタジオ内様子)

氏は、1970年頃から「ピンチクリフ・グランプリ」の制作を開始したが、最初はテレビの為の25分番組の予定だったそうだ。

しかし予定を変更し、制作スタッフ5人で制作期間に約5年をかけ、1975年に長編コマ撮り映画「ピンチクリフ・グランプリ」として公開。

ノルウェーで大ヒット!し、世界配給された。

「ピンチクリフ・グランプリ」以後、ちょっとしたテレビの番組以外、コマ撮り作品は作らなくなり、遊園地の為のアトラクションや大型映像制作をしてたそうだ。

ちなみに自動車として実際に走る「イルテンポ・ジガンテ号」もカプリノ氏とスタッフが制作した物(驚!)

                 「イルテンポ・ジガンテ号」

2001年2月8日にガンのため80歳で亡くなる迄、ノルウェーを拠点に活動していた。

それでは、カプリノ氏についてのドキュメンタリー番組を見つけたので、皆さんも確認してみて!