2021年7月20日火曜日

沖縄のマジムン:マアその13

 

皆さん、こんちは。
前回、まだ首の組み立てをしてませんでしたが、やっと首を繋ぎました !
ベースに固定する為にフィギュア下側に穴を2つ開けてワイヤーを接着。
ベースもスプレーで、こげ茶色にペイント。

ペイント作業に入ろうかとプラカラーを確認してみると、青色が無い事に気付き、材料買い出しへ。(汗)
Mrカラーの青色を購入し静脈等を描き込んだら、なかなかいい感じになりましたョ。

それから今回初めてスミ入れ用のペイントを使用してみました。

斑点を入れたり影やハイライト等色々調整。もう少しで完成ですが、本日はここまで。

次回は完成写真を撮りたいと思います。

2021年7月18日日曜日

SFX of 死霊のはらわた3 : キャプテン・スーパーマーケット Part 1 / SFX of Evil Dead 3 : Army of Darkness Part 1

皆さん、こんちは。
以前、ピーター・クレイノウ氏紹介ブログにて少しだけ「死霊3」SFX について説明しましたが、今回は更に細かく(出来るだけ)解説したいと思ってます。
「死霊3」のSFX を担当したのは、ライミ監督の前作「ダークマン」のSFXも担当したイントロビジョン社 !で、光学合成、ミニチュア、コマ撮りも担当。
特殊メイクやパペット制作は、K.N.B.グループとトニー・ガードナー。
イントロビジョン社について調べてみると、システムを開発したのは、何と ! ステージマジシャンで催眠術師でもあったジョン・エポリト氏という方。(特撮の創始者ジョルジュ・メリエス氏もマジシャンだったので、自然な事でしょう。)
エポリト氏は、1970年代初め頃からUSC 映画学科の学生レス・ロブリーと共同で研究開発を始めた。
その後、1980年にイントロビジョン社としてトム・ナウド社長により特撮会社として設立された。

トム・ナウド社長
ちなみにイントロビジョンシステムは、基本的にフロントプロジェクションシステムを発展させた物だが、撮影時に役者、ミニチュア、背景及び前景映像の合成がライブで確認出来るという画期的なシステムでした。
しかし、役者はパントマイムを演じる事になるので、念入りなリハーサルが必要でもあった。

フロントプロジェクションシステム解説

手掛けた作品は、「アウトランド」から「スタンド・バイミー」やハリソン・フォードの「逃亡者」等の大作映画やテレビシリーズ、CM 等まで幅広い。
社長のトム・ナウド氏は、息子に社長の座を譲ったようで、息子のアンドリュー・ナウド氏が会社を引き継ぎ続投。
しかし、1994年以降、デジタル合成に活躍の場を奪われ、殆んど使用されなくなり、2001年に会社の規模を縮小し、ノースハリウッドへ移転したそうだ。
最近、イントロビジョンシステムを採用した映画に、トム・クルーズ主演の「オブリビオン」があります。
イントロビジョン社の会社紹介映像を確認してみて下さいませ。

さて、本題の「死霊3」のSFX ですが、特撮監督はイントロビジョン社の特殊撮影担当ウィリアム・メサ氏。

イントロビジョン社は「死霊3」で風車小屋のミニチュア合成、善と悪のアッシュのやり取り、空飛ぶ死霊、墓場セットでの死霊アッシュ達と背景映像の合成、骸骨軍団とのバトル、ラストのミニチュア等、大量のSFXを担当してますョ。

余談ですが、特撮監督として有名なメサ氏ですが、実は映画監督としても活躍しており、ピーター・クレイノウ氏がロボットのコマ撮りを担当してた、あの「スタークリスタル」の監督でもあります!(ブリジット・ニールセン嬢が主演でしたね。)
他にマーク・ダカスコス主演「D.N.A.2」も監督してます。

それでは最後に、「死霊のはらわた3 : キャプテン・スーパーマーケット」のイントロビジョン社によるビハインド動画を御確認下さいませ。

 

2021年7月11日日曜日

沖縄のマジムン:マアその12

皆さん、こんちは。
梅雨明けして良かったと思ってたら、今度は作業場の中が蒸し風呂状態に !
それでも何とか作業してます。

今回は、マァのフィギュアの型の合わせ目(シーム)を直してサフを吹き、パテ埋めをしました。

ベースも準備してみました。

予定は、こんな感じ。

次回は、組み立てとペイント作業の予定。お楽しみに !

2021年7月5日月曜日

「デビッド・アレンのザ・プリミヴァルズ・ファンメイド予告編 / The Primevals Fan-Made teaser」


皆さん、お疲れ様です。
ザ・プリミヴァルズのファンによって編集された予告編を発見!
皆さんも確認してみて~

2021年7月3日土曜日

ロシアのコマ撮りアニメ!「キツネとオオカミ」Russian Puppet Film!「The Fox and the Wolf:1936」

皆さん、こんちわ。
本日は解説無しで、動画を御覧下さいませと言いたいのですが、ちょっとだけ解説。
この作品は、ロシア初のカラーコマ撮りアニメ作品で、何と!製作されたのが1936年。
3フィルム撮影法によりTsKS-1というロシアのカメラで撮影されました。
(ディズニーの「花と木」は1932年7月30日公開:三原色式テクニカラー方式)

監督は女性!名前は、サラ・ヤコブレブナ・モキル嬢。あの有名なロシア特撮映画の巨匠プトゥシコ監督のお弟子さんらしいです。
経歴を確認してみると、「新・ガリバー」や「サトコ」にスタッフとして参加しております。

Sarra Yakovlevna Mokil

1906年10月12日帝政ロシアのポルタバ生まれ。
1929年にモスクワ大学を卒業し、1931年から映画業界で働き始め、アニメーション監督以外でも脚本家、特殊メイク、声優、装飾家等のアーティストとして多才な活躍をされてたそうです。
1984年7月20日に77歳で亡くなられた。
とにかく、この「キツネとオオカミ」という作品は人形の出来もコマ撮りアニメも最高です!
この動画は、2010年にレストアされたバージョンとの事。

皆さんも動画を御覧下さいませ。