本日は、人形アニメ作家ルイス・バニン氏を御紹介。
1904年3月28日:ロシア キエフ生まれ。
教師であった父親が兵役に就く事から逃れるため単身、渡米。三年後に妻とルイスを含む三人の子供達をアメリカのシカゴへ呼び寄せた。
シカゴでアートを学びフランスへも留学し彫刻を学ぶ。その後、メキシコへ渡り、有名な画家ディエゴ・リベラに師事。
色々なアートを学んだ後、人形劇にのめり込んでいく。
自作マリオネットを使用した人形劇映画でクロースアップ撮影された人形の映りに失望し、人形アニメーションによる作品制作を試みる。1939年、ジョセフ・ロージー監督のニューヨーク万博用人形アニメーション映画に兄弟で人形制作担当。
その際、ルイス氏はコマ撮りアニメーション監督チャーリー・バワーズ氏に師事しアニメーションも担当。
ディズニーの同名作品より2年程前に公開された。
しかし、配給方法等が悪く一般的に認知されていない現状ですが、ルイス・キャロルの原作に一番近いかたちで映像化された作品として高く評価されています。その後もバニン氏はテレビCMのコマ撮りや短編作品等を精力的に制作し続けました。
晩年は絵や彫刻作品等の制作もしていたようです。
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