2019年8月18日日曜日

比嘉ブラザーズの沖縄のマジムンと怪:ヨーラサー

皆さん、お疲れ様です♪
納涼シーズンという事で、新たにイラストを描き起こしてみました。
今回は、ヨーラサーをご紹介。

ヨーラサー:沖縄の八重山諸島に伝わるマジムンで、火吹鳥ともいう。
伝説では、汀良という物織が、世を惑わすとして捉えられ、死後に火吹鳥となり、奇声を発しながら火を吹いて、ある村を焼き払ったと伝えられている。
しかし、牢に入れられた汀良の世話をした牢番は「火吹鳥が鳴いたら、臼を敲くように。」と汀良から言われ、臼を敲いていたので助かった。
夜にヨーラサーが上空を鳴きながら通る辺りでは事件がおこるといわれ、嫌がられる。
鳴き声を聞いたら「ナーマヤードー!」と唱えながら、きねで臼を敲いて魔除けをするという。
出典:宮良當壯「郷土研究」五巻二号「火吹鳥の話」、「妖怪事典:村上健司 著」

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