2009年9月23日水曜日

空の大怪獣Q


9月にちなんでオバQもいいのですが、コマ撮りモンスターのQちゃんを御紹介。
「悪魔の赤ちゃん」生みの親:ラリー・コーエン監督作品「空の大怪獣Q」は、現代のNYに蘇った古代怪鳥を描く大怪獣映画。摩天楼で次々と発見される奇怪な死体に端を発するミステリー・タッチから始まり、刑事による捜査上でのアステカ文明邪教集団の存在を知るくだりまで猟奇殺人映画?!かと思いきや、怪鳥ケツァルコアトルが出現したことにより、警官隊とクライスラー・ビル上でのラスト・バトルが見応え十分な傑作となりました!

怪鳥ケツァルコアトルについてウィキペディアより抜粋。
「ケツァルコアトル(Quetzalcóatl)は、アステカ神話の文化神・農耕神である。また、風の神とも考えられた。ケツアルカトル、ケツァールコアトルとも呼ばれる。マヤ文明ではククルカンという名で崇拝されていた。
その名は古代ナワトル語で「羽毛ある蛇」(ケツァルが鳥の名前、コアトルが蛇の意)を意味し、宗教画などでもしばしばその様な姿で描かれる。また、白い顔の男性とも考えられている。 」

ビデオ題名:空の大怪獣Q
TV放映時題名:「襲う巨大怪鳥」
原題:Q
別題:Q: THE WINGED SERPENT
別題:SERPENT
別題:THE WINGED SERPENT
製作年:1982年(日本劇場未公開)
アメリカ劇場公開:1982年10月8日
上映時間:93分/カラー/ステレオ
製作:ユニバーサル、アーコフ、ラルコ(アメリカ)
製作・脚本・監督:ラリー・コーエン
製作総指揮:サミュエル・Z・アーコフ、ディック・ディ・ボナ
ピーター・サビストン、ドン・サンドバーグ
撮影:フレッド・マーフィ
編集:アルモンド・レボヴィッツ
音楽:ロバート・O・ラグランド
特殊メイク効果:スティーブ・ニール、デニス・イーガー、リック・ストラットン
特殊視覚効果スーパーバイザー:デビッド・アレン
特殊視覚効果:ピーター・クーラン
クリーチャーデザイン:ランディ・クック
ミニチュア制作:ロジャー・ディッケン

■キャスト
マイケル・モリアーティ(ジミー・クイン)
キャンディ・クラーク(ジョアン)
デヴィッド・キャラダイン(シェパード刑事)
リチャード・ラウンドトゥリー(パウエル軍曹)

東芝映像ソフト発売当初、すぐさま購入し、デビッド・アレン師匠の技を拝観した。
制作年が「ドレゴンスレイヤー」(ILMのフィル・ティペットらによる世界初のゴーモーション:バーミースラックス・ドラゴン)と同時期だったにもかかわらず、Qは低予算の為、昔ながらの手法ダイナメーションで表現されている。 しかし、なめらかな動きの表現策として、トリプル・フレーム撮影されていた。 当時、デビッドのスタジオにはイギリスからロジャー・ディッケン氏(アトランティス7つの海底都市)が来米しており、ミニチュア制作をヘルプ。 アニメーション・アシスタントのランディー・クックは絵コンテ、クリーチャーデザイン及びアニメーションも担当。 Qパペットの内部に仕込むアーマチュアは「DAVEY AND GOLIATH」(教育アニメ)の人形をばらし、流用。(映画「ハウリング」のウルフマン人形も同タイプ・アーマチュアを使用:Qと同時期に制作されている) 現在、ゴムの皮は剥ぎ取られ、アーマチュアのみ現存。 人形はロングショット用と顔のみのアップ・ショット用の2種が用意された。

最近、E-Bayオークション上で、何者かに盗まれたQのタマゴミニチュアが売買されていたらしい。(悲しいね~)

ではコマ撮り怪鳥ケツァルコアトルQと、今は亡きデビッド・キャラダイン(ビル)の勇姿をYoutubeから楽しんでみて!
http://www.youtube.com/watch?v=9bjsag2vYlQ

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