2020年10月31日土曜日

ハロウィン:Holloween!

皆さん、お疲れ様です。

ハッピーハロウィーン!という事で、映画「ハロウィン」の御紹介。

あまりにも有名な作品なので、詳細な紹介はひかえ、簡単に。

監督は、あの有名な「ジョン・カーペンター」監督。

1978年公開(アメリカ)日本での公開は、1979年8月だそうだ。

沖縄では、ジャッキーチェンの「クレイジーモンキー」との2本立て同時上映でした。

当方らは、叔父に連れられ「クレイジーモンキー」を観に行ったのだが、同時上映作品の事は、何も告げられておらず、冒頭のハロウィン説明文章で肝を潰した記憶があります。

(冒頭のハロウィン説明文章は、日本初公開時のバージョンとの事)

「あー怖かった!」という懐かしい思い出話ですが、その後、作品はシリーズ化され、

現在12作目!(寅さんシリーズの様にでもなったら・・)

ブギーマンになったマイケル・マイヤーズが再び故郷に帰ってきて、「おい!ローリー(妹:ジェイミー・リー・カーティス)おいちゃんはどうしてる?ハッピーハロウィーン!」なんて・・。

おいちゃん=ドクター・ルーミス!

ちなみに皆さんは、マイケル・マイヤーズ=ブギーマンを演じた方を御存知ですか?

英語では、Shape:シェイプと表現されております。

ヒントは、スピルバーグ監督作「フック」に関係あり!

ちなみにシェイプ:ブギーマンのマスクは、ドンポスト社製スタートレックのカーク船長(ウィリアム・シャトナー氏)のマスクです。

それでは、映画「ハロウィン」の予告編を確認してみて!

2020年10月26日月曜日

恐怖の王国:アンブローズ・ビアス著

皆さん、お疲れ様です。

本日は、読書の秋という事で、ハロウィーンの季節に読みたい怖い話の本を御紹介!

沖縄も急に寒くなってきた今日この頃、静かな夜に読書するのは最高ですね。

ということで御紹介する本のタイトルは、「恐怖の王国」。(タイトルから怖い!)

世界こわい話ふしぎな話傑作集の6番目、アメリカ編です。

英米文学の翻訳家:岡本浜江さんによる文で、挿絵は井江栄さんという方。

1984年に金の星社から出版された児童書で、著者はアメリカの作家:アンブローズ・ビアス氏。

アメリカの恐怖小説作家としては、エドガー・アラン・ポー氏や H.P.ラグクラフト氏が有名ですが、ビアス氏も凄い作家ですよ。

ビアス氏は、70歳を過ぎた晩年の1913年に動乱中のメキシコへ向かい、消息を絶ってしまったという。

                                                       (アンブローズ・ビアス氏写真)

これは、当方が中学2年生か3年生の頃に読んだ本で、怖い話が読みたくて中学校の図書館から借りました。

何の予備知識も無く読み始めたのが、この本のタイトルになっている「恐怖の王国」原題:「月明りの道:Moonlit Road」で、はじめはただの回想録だとしか認識出来ませんでした。

とにかく話の最後になって謎が解け、今まで読んできたストーリーが一気に繋がった時、鳥肌が立ち、読むのを止めました・・。

当時は、まだ当方もナイーブな思春期だったのですから、無理もありません。あまりにも怖すぎたのです。

しかし、時がたち、あの頃の戦慄をもう一度という事で、ビアス氏の著書を購入し、再読。

氏の書いた幽霊話は、ほとんど短編で、あの「月明りの道」が文豪:芥川龍之介氏に影響を与え、傑作「藪の中」が生まれた事を知りビックリ!

芥川龍之介氏は、一時期、海外の恐怖小説を読みまくっていたそうです。

アメリカの幽霊話は、日本物より怖くないだろうと思っている皆さん、一読をお勧め致します。

因みにこの本の収録作品は、以下:

・恐怖の王国(原題:月明りの道):Moonlit Road

・シロップのつぼ:A Jug Of Sirup

・小さな浮浪者:A Baby Trump

・右足の中指:The Middle Toe of the Right Foot

・幻想の世界:The Realm of the Unreal

・悪魔の辞典より:The Devil's Dictionary


アンブローズ・ビアス氏の作品に興味を持たれた方には、「壁を叩く音」もお勧めです!

2020年10月25日日曜日

「パンプキンヘッド 」 PumpkinHead

皆さん、お疲れ様です。

ハロウィーンには、「パンプキンヘッド」でしょ! という事で、今回は、映画「パンプキンヘッド」を御紹介 。

ハロウィーン時には、玄関先にカボチャのジャコランタンを飾って「ハッピーハロウィーン!」とか言ってますが、この映画の話は悲惨です。

バイクで遊んでた若者達に事故で息子を殺された父親が、憎しみと復讐から「パンプキンヘッド」という伝説の怪物を甦らせ、その怪物が若者達を容赦なく殺していくというお話。(怖)

この作品、意外にもあの特殊メイクのスタン・ウィンストン氏が1988年に初監督した作品ですね。

別題名は、「Vengence:The Demon」で、このタイトルのビデオも外国では、リリースされてた様です。

以下、スタッフ&キャスト

原案:スタン・ウィンストン、マーク・パトリック・カルドゥッチ、リチャード・C・ウェインマン

脚本:マーク・パトリック・カルドゥッチ、ゲーリー・ゲラニ

撮影:ボジャン・バゼリ

音楽:リチャード・ストーン

主演 : ランス・ヘンリクセン

    シンシア・ベイン


ランス・ヘンリクセン氏が「ニア・ダーク」でヴァンパイアのニヒルなボスを演じた翌年の映画で、氏の主演作品 !

また、トレイシー役女優シンシア・ベインさんが、かわいくて最高です。

彼女は、トビー・フーパー監督の略して「スポ・コン」にも出演してましたね。

主にテレビで活躍しているようです。

この映画の撮影スタイルもダークな雰囲気が良く出てて最高にカッコイイです。

撮影監督のボジャン・バゼリ氏は、ウィンストン監督の第2作目「グノーム」の撮影も担当しております。

それでは皆さん、「パンプキンヘッド」の予告編も確認してみて! 

脚本は、マーク・パトリック・カルドゥッチ氏とゲーリー・ゲラニ氏。

実は、当方ら、脚本担当のカルドゥッチ氏にお会いした事があります。

ロス滞在時、F.J.アッカーマン氏のアッカ―マンションを訪問した際、カルドゥッチ氏が、接客で多忙のアッカーマン氏のヘルプをしてたのです!

当方らは、「パンプキンヘッド」の原作者と知らずコレクションの説明を聞いたりしてましたが、さすがに業界関係者の匂いがしたので、氏に職業を尋ねてビックリ!した次第。

とても気さくで優しい感じの方でした。

        

(ファンゴリア:マガジンに掲載されたマーク・パトリック・カルドゥッチ氏の写真。向かって左は、共同脚本家のゲーリー・ゲラニ氏)

後日、「ファンゴリア:マガジン」に掲載された氏の写真を確認して更にビックリ!

しかし、お会いしてから日が経たない頃、氏の朗報を知りました。


マーク・パトリック・カルドゥッチ氏経歴:

1954年11月18日ニューヨークで生まれる。

フィルモグラフィー:

・ネオン・マニアック

・パンプキンヘッド

・デッド・アンド・バリード

・バンピレラ

1997年6月19日

永年:42歳


早すぎる死が悔やまれます。

もっとたくさん作品を書いて欲しかった。

御冥福を祈ります。

少しだけ、「パンプキンヘッド」メイキング写真をお楽しみ下さい。

ちなみに「パンプキンヘッド」の中に入っているスーツアクターは、誰でしょう?

ヒントは、映画「デビルズシティ」の監督です。


それでは最後に「パンプキンヘッド」メイキング動画を観て楽しんで!

2020年10月23日金曜日

ハッピーバースデー ! サム・ライミ監督 : Happy Birthday ! Director Sam Raimi !

皆さん、お疲れ様です。

本日10月23日は、「死霊のはらわた」三部作のサム・ライミ監督の誕生日ですよ!

「死霊」完成時21歳だったライミ監督も今年でなんと還暦を超えて61歳!

監督、誕生日おめでとうございます。

時が過ぎるのは、早いですね。

ライミ監督は、以前インタビューで、「自分の夢は、偉大な映画監督になる事だ」と答えており、初監督作品は、なんとライミ監督13歳の頃撮った「Out West:1972」という短編らしい!

また好きなホラー映画は、「悪魔のいけにえ」と「たたり」だとも。

「たたり」は、ちょっと意外でしたが、巨匠ロバート・ワイズ監督を尊敬しているのかも。

それでは、監督のフィルモグラフィーの御紹介。

・Out West:1972

・8mmによる短編作品を撮りまくる。(作品数が多いので、全部掲載出来ません。)

・イッツ・マーダー ! : 1977

・クロックワーク:1978

・ウィズイン・ザ・ウッズ:1978

・死霊のはらわた :1981

・XYZマーダーズ :1985

・死霊のはらわた2 : 1987

・ダークマン: 1990

・死霊のはらわた3(キャプテン・スーパーマーケット) : 1993

・クイック&デッド : 1995

・シンプル・プラン:1998

・・ラブ・オブ・ザ・ゲーム :1999

・ギフト:2000

・スパイダーマン:2002

・スパイダーマン2:2004

・スパイダーマン3:2007

・スペル:2009

・オズ: はじまりの戦い:2013

・ 死霊のはらわたリターンズ(シーズン1:第1話):2015

・ドクター・ストレンジ2(新作):2021


実は「死霊のはらわた」と、ロバート・ワイズ監督作「地球の静止する日」には、共通点があるのです。

死霊を呼び出す呪文で「クラトゥ、カンダ…」と唱えていますね。

この呪文の「クラトゥ」が、「地球の静止する日」に登場する宇宙人(使者)の名前なのです。

別のインタビューでは、「影響を受けた映画監督は、ジョン・ランディス監督とトビー・フーパー監督」とも答えておりました。

コメディとホラーの融合というライミ監督作品のスタイルに影響が出ている気がします。

ライミ監督には、未だにスパイダーマン4の構想があるようですが、既に別でスパイダーマンシリーズが始動してるので、どうなのでしょうか?

次回作は、同じアメコミヒーロー物の「ドクター・ストレンジ2」になるそうです。

それでは、若きライミ監督のインタビュー映像を確認してみて!

2020年10月22日木曜日

デビッド・アレン 76回目のバースデー

皆さん、お疲れ様です♪

今日は、モデル・アニメーターのデビッド・アレン76回目のバースデーです。

デビッドが亡くなって22年が過ぎようとしていますが、あっという間ですね。

弟子のクリス・エンディコットらが「The Primevals」を完成させようと頑張っています。

追って近況等報告出来たらと思っています。

2020年10月19日月曜日

イリュージョン・エンジニアリング:Illusion Engineering!

皆さん、お疲れ様です。

今回は、トム・サリバン氏関連情報としてイリュージョン・エンジニアリングを御紹介したいと思います。

サリバン氏が会社ロゴを描いてますが、やはりコマ撮り狂らしく、マニアックなデザインです!

1982年にサリバン氏は、サンフランシスコへ引っ越し、ラヴクラフト関連雑誌や書物、ロール・プレイング雑誌等でイラストレーターとして活躍を始めた。

その後、1984年にコマ撮り用アーマチュア専門制作販売会社:イリュージョン・エンジニアリングをボブ・ミーズ氏と共同設立したのだ。

イリュージョン・エンジニアリングは、サリバン氏の愛読書だった「シネマジック」にも取り上げられ、アーマチュアの図面や写真も掲載。

注文書も付いてました。

日本では、「VZone:Vゾーン」というホラーマガジンに紹介されておりましたね。

当時、当方らも氏のアーマチュアが欲しくて、雑誌のその部分だけを何度も確認しておりました。(金銭的問題で挫折 : 泣)

イリュージョン・エンジニアリングは、「死霊のはらわた2 : 1987年」で、空飛ぶデダイトのアーマチュアを制作しており、クレジットもあります。

今でも購入可能なアーマチュアキットを販売中なので、皆さんも確認してみて!

2020年10月18日日曜日

失われゆく民話・伝説


 皆さん、お疲れ様です♪

少し前に購入した古本を御紹介。

今まで見かけたこともない書籍だったのでビックリして購入。

沖縄県の民話や妖怪変化な話も収録されてて驚き!

中でも「骸骨が迎えに来た話」というのは初読!

まだまだ知らない沖縄の怪談話が残されてるのかもしれません。